楠木さん家の中学受験「珍」観察日記

全国小学生テストで偏差値U30を叩き出した子供が、中学受験をするんだと決め奮闘した観察日記です。現在は中高一貫校での勉強の観察記録。次は大学受験に向けてただ応援中。

[中学受験]社会は受講させた方がいいのか???

社会を選択する意味

塾の人たちから「社会は受けておいたほうがいい」と何度も声掛けをして頂きました。

本人も「面白そうだし、みんな受けてるから受けたいな」とも言っていました。

ですが、私の独断で「受講はしない」を選択しました。

理由は簡単

 

 

「うちの子、何をするにも時間がかかるので」

 

 

3教科、国・算・理を3回するというルーティングを身に着けても、社会を一年でなんとか出来る子ではないと親がよーーーく理解しております。

 

面白そうだから受けたいという気持ちがあればなんとかなりそう

 

そういう考え方もわかるんですが、本人のキャパシティが、普段の生活リズムが、どうみても「無理ですから」という状態でした。

 

 

社会を受講しなくてどうなった?

当然ですが、4教科受験の学校は受験出来ません。

ただ、4教科受験とは言っても、同志社系列学校の1つに「4教科受験のうち3教科で良い成績のもので点数を確認する」というような合否判定の場合は

 

 

はなから「社会」を捨てて受験する

 

 

という選択肢が有りなんです。

この話をH学園で聞いたときは「じゃ、やっぱり社会は無しで」ということで、3教科を徹底的に詰め込むようにしました。

 

本人的には、受験が近づけば近づくほど社会の時間みんなが受講している時間に自習が出来るということで、勉強できてラッキーだと思うようになっていたようです。

 

ちなみに、同じH学園卒でS学園から私立医大へ入学された方の話では、社会を選択してたけど、このままでは志望校の合格ラインに到達しないから社会の受講はやめるようにと先生から指示があった方もいらっしゃったようです。

 

うちの場合は「受けたほうがいい」と何度も言われましたけど、親がノーを出し続けてなので、パターンが違いますね。

 

 

 

社会を選択しなかった洗礼

はっきり言いまして、社会を受講しなかったのは

 

 

中学受験に「全く影響はなかった」

 

 

と自負しております。

 

むしろ、うちの子は、3教科で戦って大正解だったとまで思っています。

何度も書いていますが、うちは「カメ」なので、社会やるなら数年かけてやらないとダメなタイプの子だからです。

 

ご自身の子供さんのタイプをよーーーーーく見極めて、塾の先生にも子供さんの勉強スタイルを伺ってから、科目を増やしていい子か少なめで勝負した方がいいのか決められた方がいいと思います。

 

絶対4教科狙いの「カメ」さんは、一日でも早く始められることをおすすめします。

「カメ」さんは歩みを止めなければ、必ず山頂に到達しますので。

 

 

 

 

 

 

 

と、まるで社会を選択しなくても何事もなかったかのように書いておりますが、実は受験ではなく

 

 

中学入学後に大洗礼

 

 

を受けることになります。

・゚・(ノД\lll)・゚・ ガクガクブルブル 

 

 

 

一体どんな洗礼?

2学期の中間テスト、社会のテストが終わった日に

「やばい。社会やけど、なんぼやってもあかんねん。これホンマにまずい」

と珍しく私に相談を持ちかけてきました。

ぶっちゃけテストの半分を取るのも厳しい状態だと告白してきました。

 

事態の深刻さを自分で感じ取る能力が出来たことに私は感激し、すごいねすごいねと褒めていたので、「こいつに相談してもダメだ」と見限られたのはここだけの話です。

 

さて、親がそんな調子なので2学期の中間テストの最中に、H学園の尊敬していた先生に相談しに行ったようです。

 

「思うように成績が伸びない」

 

と。でも、それは当然で

 

「お前は一年、社会の手を抜いていたわけだから、点数取るのは難しいだろう」

 

と言われたそうです。

本人目からウロコだったそうです。「そこ、関係してたの?」と。

 

 

 

当然といえば当然ですが、社会の勉強をしてきたのが当然という大前提で授業が進みます。

 

「もうこれ知ってるやんな」

 

がまかり通った状態に、「積み木」を乗せられて授業が進み

当然テストも中学受験の内容も含めて乗せられた「積み木」部分の問題も出てくる

そりゃ、半分解けない状態なのも意味が理解できた。

何しろ、今やっている部分だけしか本人繰り返し学習してないんですから。

 

 

で、その話を聞いて、前述の医大生の方にも聞いてみました。

社会どうだった?と。

すると、「自慢になりませんが、入学後は散々でした」とのことでした。

 

大学のセンター試験に向けては、なんとか学校の先生の力を借りて間に合わせることが出来ましたともおっしゃってましたね。

 

 

 

 

結論

 

余裕のある子は、社会必須~!!!

 

でも、親御さんは決して無理強いしてはいけないと思います。

まずは、合格することから。

合格した後でも、なんとかやればなんとかなるかもしれない。

 

 

最低最悪のうちの子の社会は、これから作戦を練って挑んでいこうと親子で話をしたところです。

 

近い内にカテゴリー「中学での勉強」で社会の作戦書いてみようと思います。

※ 愚策にならない程度に考えます(笑)