楠木さん家の中学受験「珍」観察日記

全国小学生テストで偏差値U30を叩き出した子供が、中学受験をするんだと決め奮闘した観察日記です。現在は中高一貫校での勉強の観察記録。次は大学受験に向けてただ応援中。

子供のストレス解消に鍼灸(子供だって癒やされたい)

疳の虫

疳の虫が強い子供さんというのは、イメージ的に「キーーーー!!!」となったり、ヒステリーな状態を起こすものだと思っていました。

 

ですが、うちの子は、疳の虫が強いということが全くわからないほど、嫌なことがあっても黙り込んで逆に静かになるタイプの子供でした。

 

なので、疳の虫とは無縁な生活を親は送っていたつもりでしたが、受験に入ると子供の様子に段々変化が出てきました。

「お腹が痛い」

「なんだか肩がこる」

「頭が重い」

などなど、病気と言えるのか言えないのかよくわからない症状が発生し、病院行くほどでもない塾へ行きたいという意思だけを尊重してやり過ごしていました。

 

子供のストレス

当然ですが、これだけ毎日勉強していると結果と日々の努力が見合わず、精神的に負荷がかかるわけです。
完全に見落としていました。
自分だったら、やれストレスだの人間関係だの仕事の圧迫とか言いたい放題なのに、子供が同じようにストレスを感じているところまで気がついてやれていませんでした。

 

何しろ、自分でやると言いだしたことだから、頑張れとしか思ってなかったわけです。

 

そんなことから、塾の送迎道中にある「小児はり」というものに目が行くようになり、一度相談をしてみることにしました。

※ 関西は小児はりってのがメジャーなんですよ

 

疳の虫と歯ぎしり

先生に見てもらっていると

 

「便秘してるでしょ」

「肩の緊張が半端ないね」

「相当我慢してることある?」

 

などと、出るわ出るわの質問のオンパレード。

 

あのー・・・、そんなにひどいですか?

 

って感じだったんですが、結論をいいますと

「『疳の虫』持ってる子だったでしょ?それに本人相当我慢強い」

ということでした。

 

キーーーーーー!!!とかウギャーーーーーー!!!は

全く無い子でしたが、確かに小さい頃から歯ぎしりがすごかった。

 

歯ぎしりをする人は、我慢していることが多いんだそうですよ。

 

なんだか申し訳ない
気が付かなくて済まなかった

と反省しきりだったわけですが、

そんなこともあって、週に一度「小児はり」へ通うことを決めました。

 

何しろ、小児はりをしていただいた当日

家に帰るなり爆睡していたんで、うちの子にとっては効果バツグンだったんだと思います。

 

小児はりのススメ

子供だってストレスを抱えながら受験と戦っています。

ほんと、盲点でしたけど、このストレスが無駄に能力を下げていたように思います。

 

小児はりをしてから成績が上がったのか?と言われると

 

「それはどうなんでしょうか?」

 

という感じですが、本人は痛みや苦痛から開放され、気持ちよく勉強が出来ていたようです。

 

成績ばかりに目が行きがちだと思いますが、子供のメンタルケアを東洋医療に頼って正解だったと本気で思っています。

 

愚痴を言える大人が一人出来たのも、ヤツにとっては良かったのかもしれないなw