算数の宿題は力を付けてくれる
H学園の算数には宿題が必ずあります。
うちの子は「テーマ教材を必ず3回やる」と決めてから、確実に実力がついているように見受けます。
で、これ以外に、毎日する「計算テキスト」があります。
今回はこれのお話。
6年生に上がる前に、「計算の基礎固め講座」が無料で行われるということで、参加することになりました。
4年生の頃に担当をして頂いていた算数の先生が今回の講座の講師だったらしく、先生も横で見ながら
「こらこら、そんなやり方をお前がやってわかるわけないやろ!」
と注意をしながら、うちの子を見ていたらしいのですが・・・
「お前、いつからこんなに出来るようになったんや?!マジか?!」
と仰天されたそうです。
挙句の果てに
「こいつなぁ・・・ホンマに酷かってん。お前らと比べもんにならんくらい、ホンマやで!」
と激しく驚きながら、一緒に基礎講座を受けていた生徒たちに大声で話をしていたそうです。
「あんまり大きな声でそんなこと言わんといて (´・ω・`)」
と言いつつも、内心はちょっと嬉しかったらしい。
じゃぁ、本人はここまでになるまで、スイッチの入った夏休みから一体何をしていたのか?
〇 計算問題、1問を1分で解く
ただ、これだけ。
過去、Hクラスの範囲内(たったの5問)を、何分で解けるかを計っていたんですが、秋頃に、6年生の算数主任の先生と話をした際に
「何分で解けるかなんてやり方はやめろ。5問5分や。ええなこれは厳守や!」
と言われたのが事の始まりでした。
5問を5分で解く。
言われたままやってましたが、まぁ、見事に間に合いません。
横で見ていた私は思わず
「1問1分で計って解いていけば?」
どうやら、うちの子にはこの時間のやり方がビンゴだったようです。
1分以内に1問を解く。
タイマーを都度都度やるのは最初面倒かもしれませんが、時間の概念があまりない、うちの子には、1問1分がとてもわかりやすかったようです。
結果、計算速度が確実に上がり、計算基礎講座で渡されたテキストも
「お前はもう『答え合わせ』せんでええわ、兎に角全部解いてしまえ、答えはやり方見てたらあってるから」
ということで、70ページ程あったテキストも時間内に残すところ2ページだけという出来だったそう。
じゃぁ、他の子はどうだったのよ?と聞いたところ
「どやろ?女の子で殆ど解けてない子おったけど」
と比較にならないような解答だけ。
言ってもHクラスの中でも「基礎講座」を受けないと6年生になるのが、ヤバヤバな感じの子たちが集まっているので、難関校を目指している方からすると、大した話ではないです。
が、どないもこないも、算数だけが・・・・
というHクラスの子供さんをお持ちの方は、ぜひお試しください。
〇 テーマ教材は復テまでに、確実に3回してわからない部分を潰す
〇 計算問題は、1問1分以内を毎日(毎日がミソ)やり続ける
うちの子は、正直どんくさいですし、頭のキレも鰻を触っているようにヌルヌルつかみどころの無いやつですが、継続するという事だけは能力があるようです。
本人にも言って聞かせてます。
「お前は亀だ!ドジでのろまな亀だ!」
と(笑)
亀はウサギに追いつくために、歩みを止めることはありません。
そこを自覚出来るようになってから、少しずつですが実力は上がっているようです。
がんばれ!そして、楽しめ!
私も負けないように、君のために頑張るよ!